どうも、名古屋市在住の豊作です。
三重県の山奥でルーブル美術館の超一流の美術作品が見られる場所。
そう、三重県が誇るB級スポット「ルーブル彫刻美術館」にやってきました。
ルーブル彫刻美術館
【住所】三重県津市白山町(近鉄榊原温泉口駅前、大観音寺前)
【TEL】059-262-1111
【営業時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
一度でも行ったことがある人は行く道すがら不安に思ったことでしょう。
こんな山奥に本当にそんな場所があるのだろうかと。
山を抜けようやく入口の看板を見つけ、
安堵しながら駐車場に入ると突如見えてくるのは
「ミロのビーナス」そして「サモトラケのニケ」
の巨大な像。
日曜日のお昼過ぎにも関わらず数台しか車が止まっていない駐車場。
ガラガラ(笑)
いろんな意味でB級スポットの名に違わない怪しさを放っています。
Contents
ルーブル彫刻美術館って実はすごい
B級スポットとしてすっかり定着している感のあるルーブル彫刻美術館ですが、
実はパリにある本物のルーブル美術館から正式に姉妹館として認められている由緒正しい美術館なのです。
パンフレットには、ルーブル美術館館長であり国立美術連盟理事長のユーベル・ランデ氏によってこう書かれています。
竹川勇次郎氏が、日本国に当ルーブル美術館の姉妹館を建築されるにあたり、当館史上初めて門外不出の展示美術彫刻作品の実物から直接型を取り、当館の技術陣がその総力を結集して完全復刻に当たりました。
「ミロのビーナス」「サモトラケのニケ」をはじめとする世界美術史上超一流の彫刻作品ばかり3500点が選ばれています。
そうなのです。
ルーブル彫刻美術館に並んでいる作品はすべて本物から直接型を取っています。
ルーブル美術館会長でフランス博物館協会会長のピエール・コニャム氏は
まさにパリ・ルーブル美術館の彫刻展示室がそっくりそのまま日本へ移動した様なものです。
と述べています。
日本にいながらにして、あのルーブル美術館の作品(のレプリカ)が堪能できる非常に貴重な美術館なのです。
ルーブル彫刻美術館を見学してみた
入口でチケットを購入して入館します。
入口にロックできる傘立てがありますので雨の日も安心です。
写真動画の撮影は自由です。
作品に触ることは当然ですが禁止です。
フロアは2階。
一部3階スペースに登れる階段がありましたが入れないようになっていました。
1階2階をぶち抜く形で館の中央に鎮座するのは、
超巨大な十一面千手千眼観音像。圧巻です。
ざっと数えてみましたがおそらく本当に1000本の手があります。
フロアには、
ミケランジェロによる「モーゼ」「瀕死の奴隷」「抵抗する奴隷」
王妃フェネルティティの胸像
ツタンカーメン王の黄金のマスク
ロゼッタ・ストーン
ハンムラビ法典碑
などなどなどなど・・・・
パリ・ルーブル美術館以外にも、大英博物館やパリ・オルセー美術館など様々な美術館の有名作品が所狭しと並んでいます。
レプリカですがそんなことは全く関係なく楽しめます。
作品についてよく知らなくても、作品の素晴らしさは充分伝わってきますので、行って全く損はないと思います。
また、「ミロのビーナス」や「サモトラケのニケ」といった像を、目鼻ほどの間近な距離で360度どの角度からも楽しめるというのも、ここならではの楽しみ方ができます。
パリ・ルーブル美術館から直接買い付けたグッズが買える
グッズも販売されています。
すごいのはパリ・ルーブル美術館で販売されているグッズが買えるということ。
直接パリ・ルーブル美術館から買ってきたものを販売しています。
日本にいながらパリ・ルーブル美術館のものが買えてしまうのです。
大小いろんな大きさの像や銅板・彫刻などが販売されていました。
これは高さ1mくらいのビーナスの像、お値段20万円。
衝動的に購入してしまいそうになりましたが、なんとか思いとどまりました。
すごく良いです!ほしい!
実際に購入する人がいるのか売店のスタッフに聞いてみたところ、
結構いらっしゃいますよ、ということ。
BARを営む人へのプレゼントに自由の女神像を購入された方や
彫刻家の方で大きな像を購入される方も。
グッズ売り場もお見逃しなく。
まとめ
東海地方のTV番組では時々取り上げられるルーブル彫刻美術館。
先日「ナニコレ珍八景」で全国放映された際には全国から大勢の人が訪れたそうです。
名古屋や東海地方の観光地から遠く離れた僻地にあり、地元以外の人にはなかなか知られていない美術館ですが、面白いスポットですので興味がある方はぜひ訪れてみてください。
ルーブル彫刻美術館の隣には、大観音寺というお寺があります。
ルーブル彫刻美術館のインパクトがあるすごいスポットですがここでは語りません。
ここの住職がルーブル彫刻美術館のオーナーです。
興味のある方はぜひ一緒に行ってみてもいいかもしれません。
私には霊的にちょっと厳しい場所でした(汗