どうも、名古屋市在住の豊作です。
名古屋の人は本当によく喫茶店へ行きます。
私は名古屋に住んで10年近くたちますが、喫茶店はほとんど利用しません。
なので、どうしてこんなに足繁く喫茶店に通うのか理解ができません。
この記事では、東海地方の喫茶店文化や、行き過ぎたモーニングの面白さを紹介します。
名古屋の喫茶店事情
喫茶店文化といえば名古屋。
名古屋の喫茶店といえばコメダ珈琲。
ちょっと車を走らせると、すぐに見つかるコメダ珈琲。
名古屋に住んでいますが、コメダ珈琲の支持のされ方は異常です。
休日の朝はゆっくりしていればいいのに、早起きしてこぞって喫茶店に行き、一人新聞を読んだり、おしゃべりしたり。
コメダにいるのは圧倒的に中高年齢層の方々。
名古屋では、定年して時間を持て余した高齢者の憩いの場所、集いの場所こそが喫茶店なのです。
これからますます高齢化が進むにつれ、喫茶店の需要はさらに増え続けるのではないかと思います。
わたしは名古屋に住んでいますが、この喫茶店文化、理解不能です。
年間にかける喫茶店代は、全国で岐阜市と名古屋市が1位2位。
全国平均の3倍近い売上だというところからも、この地域の喫茶店好きのレベルが分かってもらえると思います。
喫茶店モーニング激戦区、岐阜市、一宮市
さて、喫茶店文化にかかせないモーニング。
ドリンクを頼むとびっくりするようなボリュームのモーニングがついてきます。
喫茶店というと名古屋のイメージがあるので、モーニングがすごいという印象も強いですが、名古屋よりも一宮市や岐阜市のほうが、喫茶店のモーニング合戦は熾烈です。
それもそのはず、愛知県一宮市はモーニングの発祥の地。
一宮にいくと、喫茶店に「一宮モーニング」というのぼりが立っています。
これは一宮モーニングプロジェクトというプロモーションの一環。
一宮市観光案内所、一宮商工会議所をはじめとする関係機関が協力して、一宮のモーニング文化を発信しています。一宮モーニングマップを配布しスタンプラリーまで実施しています。
そして一宮のお隣の岐阜市もモーニングがすごい喫茶店がたくさんあります。
例えば「1日中モーニング」
朝の時間帯だけではなく、営業時間中ずっとオールタイムでモーニングサービスを実施している喫茶店が、この地域にはたくさんあります。
それはもうモーニングとは言わんがね!(一応名古屋弁で)
と、思わずつっこみを入れたくなります。
モーニングとしてついてくるものも、なんでもありの世界。
トーストとゆで卵がつく程度ならまあ普通のモーニングです。
さらに、これに加えて、
・おにぎり
・お味噌汁
・ちくわの磯部揚げやコロッケなど揚げ物
・茶碗蒸し
・デザート
などがついてきます。
なんなら全部ついてくるモーニングもあります。
パンとご飯とみそ汁が同じトレーに乗ってるってありえなくないですか、普通。
バランスとかもうどうでもよいわけで。
いかにいろんなものをコーヒーに追加できるかみたいな争いです。
もっとコーヒーで勝負しませんか?
モーニングは喫茶店になくてはならないとても大事な要素です。
モーニングの存在が喫茶店の大きな魅力に繋がっていることは事実です。
でも、私は言いたい。
もっとコーヒーの味で勝負しましょうよと。
おいしいコーヒーを淹れる努力もしましょうよと。
おまけのモーニングにばかり気を取られて、肝心のコーヒーがいまいちというお店も実際のところ少なくありません。
あとですね、モーニングが充実すると一つ問題が起こりいます。
モーニングはコーヒーと一緒に運ばれてきます。
そのモーニングは普通の定食レベルの量なんです。
もうお分かりですね。
普通の定食屋で定食とホットコーヒーが一緒に出されると同じ事なのです。
ぬるくなるんですよ!
コーヒーを飲む頃には!
モーニングを食べた後にコーヒーを出してほしいんですよね(笑)
まとめ
コメダ珈琲に行ってシロノワールを食べる、というのが名古屋観光の定番になりつつあります。
それくらいコメダ珈琲は名古屋を代表する文化になっています。
一宮や岐阜市に行く際には、ぜひどこかの喫茶店に入ってみてください。
毎回違う喫茶店に入って、モーニングを食べ比べてお気に入りを見つけても楽しいです。
わたしは名古屋に住んでいますが、家で入れたコーヒーをゆっくりと飲むほうが性に合っています。
おいしいコーヒーをいろいろ探してきては、家で飲むのが好きです。
休日の朝は、おいしいコーヒーと一緒に楽しむお供を探すのも好きです。
オシャレでおいしいグラノーラもいいな。