イオンはグループで運営するゲームセンター「モーリーファンタジー」で、時間制の遊び放題プランを導入し、6月末までに全国の101店に拡大する。
先日こんなニュースが発表され、ネットでとても話題になりました。
記事を読むと、すでに2月からサービスが開始されている店舗が数店舗あるということ。
実施店舗を見てみると、そこには「ナゴヤドーム前店」の文字が!
「名古屋でもう利用できるところがあるなら!」
と、さっそく行ってきました。
Contents
ゲーム遊び放題プラン「よくばりパス」
イオンのゲームセンター「モーリーファンタジー」で、ゲームの遊び放題を利用するには、「よくばりパス」の購入が必要になります。
「よくばりパス」には次の2種類のコースがあります。
景品を取るゲーム | 体感ゲーム | 乗り物 | メダル | |
30分500円 | 200円分 | 遊び放題 | 遊び放題 | 30枚 |
60分1000円 | 500円分 | 遊び放題 | 遊び放題 | 100枚 |
*メダルの料金はモーリーファンタジー各店舗によって、販売金額は異なりますが、
ナゴヤドーム前店では、500円80枚、1000円200枚です。
よくばりパスの購入方法
「よくばりパス」は、あんないカウンターで受付してもらえます。
あんないカウンターにいるスタッフに、「よくばりパス」を利用したいと言えばOKです。
購入したプランの料金+100円を支払います。100円はカード返却時に返却してもらえます。
支払いを完了すると、首からかけるストラップに
・「よくばりパス」のカード
・開始時間と終了時間がかかれた用紙
を入れてもらい、スタッフから渡されて、時間スタートします。
よくばりパスの利用方法
それぞれのゲーム筐体に、カードリーダーがついています。
そこに「よくばりパス」のカードをタッチすれば、クレジットが増え、ゲームができるようになります。
2人用のゲームもできます。2人用でプレイしたい場合には、「2人プレイ用」のカードリーダーにカードをタッチすればOKです。
景品を取るゲームは、金額の上限までカードリーダーにタッチすることでプレイができます。
よくばりパスでのメダルのもらいかた
よくばりパス分のメダルは、あんないカウンターでもらいます。
メダル販売機にはカードリーダーはついていませんので、ご注意ください。
メダルは、ゲームの利用時間が過ぎてからでも、遊ぶことが出来ます。
そのため、カード返却時にメダルをもらう人が多いとスタッフの人から聞きました。
時間内は、時間の制約があるものを優先して利用
↓
時間が終わってからもらったメダルで遊ぶ
というのが、一番かしこい遊び方のようです。
利用してみた感想
遊び放題のゲームが少ない
店舗によってある程度異なりますが、遊び放題のゲームが少ないです。
店内の半分を占めているのがメダルゲーム。
残ったスペースの約半分を、景品を取るゲームが占めています。
遊び放題のゲームは、店内の1/4のスペース程度しかありません。
大人が楽しめるのは、「マリオカート」と「太鼓の達人」くらいです。
その他の乗り物型のゲームで楽しめるのは、せいぜい小学生まででしょう。
テーブルゲームのような、いわゆるアーケードゲームはありません。
ですので、「よくばりパス」は、大人が楽しめるサービスではなく、完全に小学生以下の子ども向けのサービスと考えていただいてよいでしょう。
ホッケーも子供用でミニサイズ。
大人でも遊べないことはありません。
実際にボールを投げたりするゲームや、もぐらたたき、ちいさなメリーゴーランドも。
小さい子どもなら、十分に楽しめます。
利用している人が少ない
モーリーファンタジーで遊んでいる人はそれなりにいました。
しかし、私以外にストラップをかけている人を見ませんでした。
来店者で、おそらくこのサービスの存在を知らない人が多いのでしょう。
店内入口付近に「よくばりパス」の大きな看板が1つあるだけで、
あんないカウンターでも大々的に宣伝している感じはありませんでした。
利用後に次回使えるクーポンがもらえます
期間限定かもしれませんが、次回100円引きで利用できるクーポンがもらえました。
ただし、有効期限が「発行日より1ヶ月」と短いのが難点です。
利用に関してのアドバイス
平日の空いている時間帯に利用するべし!
「よくばりパス」は完全に平日の空いている時向けのサービスです。
(もしくは土日祝の開店直後の空いている時間帯)
理由は以下です。
・遊び放題のゲームが少ない
・混んでいて並んだり、待ち時間が多いと、時間内に全然ゲームができない
混んでいても、ゲームが豊富にあれば、並ばずにゲームができます。
しかし、とにかくゲームが少ないので、混んでいる時に「よくばりパス」を利用しようものなら、遊びたいゲームがほとんどできないまま時間切れになることが、容易に予想できます。
ですので、混んでいる時に「よくばりパス」を利用することは完全にオススメできません。
今回私は平日に行きましたので、時間内に好きなだけやりたいゲームがプレイ出来ましたが、
もっと遊び放題のゲームが増えないと、厳しいサービスだというのが正直な感想です。
1枚のカードを複数人で利用すべし!
今回私は60分1000円のカードを1枚購入して、家族4人で使って遊びました。
2人ずつに分かれて、カードを貸し借りすると、同時に2つのゲームができます。
(少々無理がありますが、4人が4人同時に違うゲームをするということもおそらく可能です)
というのは、1枚のカードで同時にできるゲーム数の制約が(おそらく)ないからです。
しかし、間髪入れずに連続でクレジットさせることはできませんでした。
ある程度の時間は、連続でクレジットできない仕様になっているのではないかと思います。
ただし、1分程度の時間を置くと、前のゲームをプレイ中でも、次のゲームでも遊べるようになりました。
今回の「よくばりパス」プレイ内容結果
・平日の日中の空いている時間帯に利用
・60分1000円の「よくばりパス」購入
・家族4人で共有
・マリオカート(2人用) 3回 600円
・太鼓の達人(2人用) 4回 800円
・体感ゲーム・乗り物など 20回 2000円
・景品取るゲーム500円分 500円
・メダル100枚 約600円
計 4500円
【結果】1000円で通常だと4500円分のゲームができました。
まとめ
「よくばりパス」は、有効に活用できれば、とてもお得なサービスです。
そして完全にお子様向けのサービスになります。
有効に活用するポイントを再度まとめると、
・空いている時間帯に使う。←最重要
・複数人数で共有して使う
・小学生以下の子どもがいる家族で1枚を共有
・小学生以下の友達同士で1枚を共有
・子どもが2人いるからと、30分500円のカードを同時に2枚購入より、60分1000円のカードを1枚買ってシェアするほうがお得。
・遊ぶ順番は、景品を取るゲーム→遊び放題ゲーム→メダルゲーム
これまで、親に回数を制限されて「もっとやりたい!」と駄々をこねて、なかなかゲームセンターから帰ろうとしない子どもも、一定期間でも自由にゲームができると、満足してすっと素直に帰ってくれるようになります。
「よくばりパス」は、小さな子どもを持つ親にとって、そういった意味でも非常にうれしいサービスなのではないでしょうか。